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最新レポート レポート過去ログ クラブ紹介
第231回Connoisseures Club
お題 「グレンキース」
開催日 2018年3月25日
参加者 13名
1 3 2 4 5
1 2 3 4 5
No地区蒸留所ビンテージ年数度数備考
1スペイサイドグレンキース199517年46.9%SATO
2スペイサイドグレンキース199718年50.0%ハンターレイン
3スペイサイドグレンキース199323年53.7%キングスバリー
4スペイサイドグレンキース199422年54.6%キングスバリー(京都)
5スペイサイドグレンキース199521年57.2%ウィスク・イー
テイスティングノート
山崎 白秋記
  今月のお題は、「グレンキース」 である。

  そこそこ名の通った蒸留所ではあるが、印象の薄い蒸留所である。ストラスアイラの第二蒸留所であること、近代的な設備であること意外特に目立ったトピックは無い。

  そんな蒸留所ではあるが、モルトの会では3度目の登場だ。

  さて前置きはこのくらいにして、さっそく今回の5本を紹介することにしよう。
[ NO.1 ]スリーリバース ゲレンキース バーボンバレル cask no.174218 17年 46.9%
【 香り 】
トップノートはムッと重い香り、しだいにエステリーに。奥にはスパイシーさも感じられる。軽いバニラの香りも。

【  味  】
アルコール感が強くドライと感じる。加水すれば、樽由来のウッディな含み香も味わえる。
[ NO.2 ] オールド モルト カスク グレンキース リフィルホッグスヘッド REF.11405 1/329
1997-2015 18年 50%
【 香り 】
やや重い香りだが、おおむねエステリー。香りの立ちが遅く、かつ弱い。しばらくするとタクアン臭も。

【  味  】
ドライな飲み口、湿気た味わいも感じられる。味の数は多く無い。
[ NO.3 ] キングスバリー グレンキース cask no.82796 1993 23年 53.7%
【 香り 】
エレガントなフルーツが香る、心地よいエステル香も。わずかにピートを感じる。

【  味  】
数多くのフルーツが口に広がる、加水すればさらにフルーツは増える。程よい酸味。
[ NO.4 ]キングスバリー kyoto グレンキース ホッグスヘッド cask no.142855 077/202
1994-2017 22年 54.6%
【 香り 】
線の細いフルーツが香る、香りは弱弱しく、注意深く香ってみたい。

【  味  】
たいへんエレガントなフルーツだ、旨み成分も強く味わい深い。
[ NO.5 ] ウイスク・イー ザ・オーシャン グレンキース ホッグスヘッド cask no.171244 1/273
1995 21年 57.2%
【 香り 】
フルーティかつスパイシー。わずかにタクアン臭も、あるいはニューポットの香り。わずかにピート香も感じられる。

【  味  】
フルーティな印象だが、シェリー樽由来のスイートな味わいも。わずかにタクアンの含み香も。やはり味にもニューポット臭さを感じる。
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第232回Connoisseures Club
お題 「プルトニー」
開催日 2018年4月22日
参加者 13名
1 3 2 4 5
1 2 3 4 5
No地区蒸留所ビンテージ年数度数備考
1ハイランドプルトニー200113年55.5%ハートブラザーズ
2ハイランドプルトニー199023年55.8%ケイデンヘッズ
3ハイランドプルトニー199122年56.1%G & M
4ハイランドプルトニー197726年58.3%ダンカンテイラー
5ハイランドプルトニー20075年61.4%デュワーラトレー
テイスティングノート
山崎 白秋記
  今月のお題は、「プルトニー」 である。

  スコットランド本島では一番北に位置する蒸留所であり、オークニー島に程近い。 そんな立地であるので、ついつい強い個性を期待するが、未だ印象深いボトルにお目に掛かったことは無い。

  オフィシャルボトルではドライな味わいで、あまり深みや熟成を感じることは無い、今回もテイスティングメモにはドライ、アルコール感といった単語が目立つ。

  モルトの会では2度目のプルトニーである。

  さて前置きはこのくらいにして、さっそく今回の5本を紹介することにしよう。
[ NO.1 ]ハートブラザーズ プルトニー 2001-2014 13年 55.5%
【 香り 】
香りの立ちが遅く、香り自体も弱い、かすかにエレガントなフルーツが香る。しばらくすればバニラ甘い香りが出てくる、程よい酸がバランス。

【  味  】
酸味と深みと渋みがバランスしている。樽由来のウッディな軽い熟成香が心地よい。
[ NO.2 ] GM エクスクルーシブ プルトニー cask no.3646 1/397 1991-2013 56.1%
【 香り 】
香りが弱く、注意深くしていないとフルーツを探せない。ややタクアンの臭みも。香りの数は多く無い。

【  味  】
フルーティだが、ドライ、単純な味わい。注意深くすると渋み成分を感ずる。
[ NO.3 ] ダンカンテーラー ピアレス プルトニー cask no.3078 111/209
1997-2004 26年 58.3%
【 香り 】
香りが弱く、ドライでアルコール感が強い。わずかに香るフルーツはエレガントで上品なものだ。奥にはバニラも。

【  味  】
数多くのフルーツが口に広がる、加水すればさらにフルーツは増える。程よい酸味。
[ NO.4 ]ケイデンヘッド プルトニー スモールバッチ 23年 55.8%
【 香り 】
トップノートはエレガントなフルーツ、エステリーに纏まっている。香りの数は多い。

【  味  】
極めてフルーティで鮮やか。爽やかに楽しむには最適なモルトだ。
[ NO.5 ] ADラトレー プルトニー バーボンバレル cask no.700741 1/240
2007-2013 5年 57.2%
【 香り 】
まったりとした重い香り。しばらくグラスを回していればエレガントなフルーツが立ってくる。アルコール感が強い。

【  味  】
深みのある味わい、エステリー感が強い。味の数は多く無い。
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第233回Connoisseures Club
お題 「アラン」
開催日 2018年5月27日
参加者 13名
1 3 2 4 5
1 2 3 4 5
No地区蒸留所ビンテージ年数度数備考
1アランアラン  51.7%オフィシャル
2アランアラン199515年52.9%オフィシャル
3アランアラン199719年53.7%ハートブラザーズ
4アランアラン No.121.30 11年55.6%ソサエティ
5アランランドアラン199613年56.5%オフィシャル
テイスティングノート
山崎 白秋記
  今月のお題は、「アラン」 である。

  1995年の創業、新しい蒸留所と言って良いアランである。当初は早く熟成させてリリースしようという意図なのか、新しいバーボン樽を多用していたと思われ、味わいはバニラや甘さを感じるものが多かった。
  そして今年で蒸留を開始して23年である、そろそろじっくりと寝かされた通好みのモルトが出回っているのではないかと期待も大きくなる。今回、最も長熟のモルトは19年であったが、さてどんなモルトが出てくるか。

  前置きはこのくらいにして、さっそく今回の5本を紹介することにしよう。
[ NO.1 ]オフィシャルボトル アラン MACHRIE MOOR 57.1%
【 香り 】
トップノートはミントが香り、エレガントで爽やか。奥には若さ由来の香りも。良い意味でトースティーで、ウッディな香りが素晴らしい。
次第にバニラや、甘さを強く感じるようになる。あんずの香りも。

【  味  】
フルーティで、かつ深みがある、さらに渋みも心地よい。アルコール感は強いが加水でフルーツは倍増する。
[ NO.2 ] オフィシャルボトル アラン cask no.93 131/197 1995-2010 52.9%
【 香り 】
いきなりフルーティな香りで満たされる、色は濃いがシェリーの個性は無い。やや重いフルーツで甘さも強い、しだいにバニラも現れる。加水すれば熟成感が強くなる。

【  味  】
わずかにフルーティで、おおむねドライ。アルコール感が強く、単純な味わい。
[ NO.3 ] ハートブラザーズ アラン 1997-2016 19年 53.7%
【 香り 】
エレガントな香り、ただしフルーツ感は弱い。単純な甘い香り。加水でエレガントな印象は強くなる。

【  味  】
硬い味わい。加水で甘さとフルーツは増えるが、味の数は多く無い。
[ NO.4 ]SMWS アラン 121.30 リフィルシェリー 1/598 11年 55.6%
【 香り 】
こげたゴム、湿気た香り、トースティ。やや若さを感じる。

【  味  】
飲めばそれ程、こげたゴムと湿気た印象は無い、良い意味でトースティ。加水でフルーティさは増加する。
[ NO.5 ] オフィシャルボトル アラン cask no.993 253/318 1996-2009 56.2%
【 香り 】
トースティではあるが、湿気た印象は無い。甘い香りがしだいに強くなり、香りの複雑さは増してくる。

【  味  】
エレガントで深みがある。香ばしさの中、渋みやウッディな味わいが素晴らしく、熟成を感じる。
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第234回Connoisseures Club
お題 「グレンエルギン」
開催日 2018年6月24日
参加者 13名
1 3 2 4 5
1 2 3 4 5
No地区蒸留所ビンテージ年数度数備考
1スペイサイドグレンエルギン199025年50.6%シグナトリー
2スペイサイドグレンエルギン No.85.15198718年51.4%ソサエティ
3スペイサイドグレンエルギン 21年55.2%ケイデンヘッズ
4スペイサイドグレンエルギン199520年55.5%デュワーラトレー
5スペイサイドグレンエルギン199516年56.4%ジェームスマッカーサー
テイスティングノート
山崎 白秋記
  今月のお題は、「グレンエルギン」 である。

  ホワイトホースのキーモルトで有名なグレンエルギンであるが、モルト会では4回目の登場だ。過去ログを見ると、しっかりとした味わいのモルトが並んでいることに気がつく。
  今回も充実のモルトが期待できそうである。

  前置きはこのくらいにして、さっそく今回5本を紹介することにしよう。
[ NO.1 ]シグナトリー グレンエルギン バーボンバレル cask no.7881 74/202
1990-2016 25年 50.6%
【 香り 】
トップノートはフルーティーでエレガント。しだいにウッディで深みのある香りに。バニラやキャラメルの個性、バーボン樽由来か。素晴らしい熟成感。

【  味  】
わずかなパフュームを感じる。種類豊富なフルーツの味わい。ウッディな含み香が素晴らしく、たいへん旨いモルトだ。
[ NO.2 ] SMWS 85.15 グレンエルギン 1987-2005 18年 51.4%
【 香り 】
果物の香り、あえてフルーティとは言わない、そんなフレッシュなフルーツだ。空に抜けるような爽やかさ。

【  味  】
スペイサイドの典型的なフルーティさを感じる味わい。わずかにパフューミー。注意深くすれば、かび臭さを感じる独特な味わい。
[ NO.3 ] ケイデンヘッド グレンエルギン 21年 55.2%
【 香り 】
香りの立ちが遅く、香りそのものも弱い。ドライで香りの数は少ない。

【  味  】
旨みと甘さの味わい。加水でフルーティとなるが、味の数は多く無い。
[ NO.4 ]ADラトレー グレンエルギン バーボンホッグスヘッド 1/279
1995-2015 20年 55.5%
【 香り 】
ドライでスパイシー、ミントやハッカの香りも。

【  味  】
やはりドライでスパイシー。味の数は多く無い。
[ NO.5 ] ジェームズ・マッカーサー オールドマスターズ グレンエルギン cask no.1660
1995-2012 16年 56.4%
【 香り 】
爽やかなフルーツ香。穏やかで、ゆったりした香り。控えめな熟成香が心地よい。

【  味  】
たいへんフレーティである。しばらくすれば、樽香とは異なる木香を感じる。複雑な味わいのモルトだ。
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第235回Connoisseures Club
お題 「ブレイズ オブ グレンレベット」
開催日 2018年7月22日
参加者 13名
1 3 2 4 5
1 2 3 4 5
No地区蒸留所ビンテージ年数度数備考
1スペイサイドブレイズ オブ グレンレベット198117年50.0%ダグラスレイン
2スペイサイドブレイズ オブ グレンレベット199421年51.3%ゴールデンカスク
3スペイサイドブレイズ オブ グレンレベット197529年52.3%ジャパン インポート
4スペイサイドブレイズ オブ グレンレベット199718年54.8%ファーストエディション
5スペイサイドブレイズ オブ グレンレベット199817年58.5%ハートブラザーズ
テイスティングノート
山崎 白秋記
  ブレイバルはブレイズ・オブ・グレンリベットと呼ばれる事もある蒸留所だ。それほどマイナーな蒸留所では無いが、モルト会では始めての登場だ。
  比較的新しい蒸留所であり、シーバス・リーガルのキーモルトとなっている。

  前置きはこのくらいにして、さっそく今回5本を紹介することにしよう。
[ NO.1 ]オールドモルトカスク ブレイバル 1981-1998 1/192 17年 50%
【 香り 】
トップノートは素晴らしくフルーティ、南国フルーツである。スパイスはハッカとミント、奥にはややタクアンの香りも。

【  味  】
味にフルーツ感は少なくドライである。加水しても印象は変わらない。
[ NO.2 ] ゴールデン・カスク ブレイズ・オブ・ブレンリベット cask no.CM234
1994-2016 21年 51.3%
【 香り 】
エステルとウッディが同時に立つトップノート。バーボン樽、それもファーストフィルなのか、バニラやキャラメルの香りが強い。しだいにバニラの個性は少なくなり爽やかなフルーツが現れる。

【  味  】
たいへんフルーティでウッディ。やや苦味をともなう。加水でフルーツの数は倍増する。
[ NO.3 ] ジャパンインポート ブレイズ・オブ・ブレンリベット リフィル・アメリカンオーク
cask no.15351 172/194 1975-2004 52.3%
【 香り 】
硬質な金属の香りを伴なうフルーツ香。酸化した香り。しだいにフルーティに変化してくる、さらにはバニラ香も。

【  味  】
トースティな味わい、わずかに湿気た含み香。加水でフルーティとなり、さらにマスキングされていた樽由来の風味が感じられるようになる。
[ NO.4 ]ファーストエディション ブレイズ・オブ・ブレンリベット シェリーバット
cask no. Ref:HL12292 1/312 1997-2016 18年 54.8%
【 香り 】
トースティかつエステリーでたいへん深みのある香り。しばらくグラスを回していればウッディな香りも。

【  味  】
ウッディでたいへん深みのある味わい、やや湿気た印象も。加水でフルーツが何種類か出現する。
[ NO.5 ] ハートブラザーズ ブレイバル シェリーホッグスヘッド 1998 17年 58.5%
【 香り 】
まるで赤ワインがミックスされているような香り。トースティで深みはあるが、アルコール感は強い。

【  味  】
まずは湿気た印象を持つであろう。アルコール感が強くドライな印象、若さも隠せない。
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